【バイリンガル子育て】- 15 – 教員不足の解決策?!二人担任制

こんにちは。
シドニーからオーストラリア流マイペース子育てのヒントを発信しているもとこです。

日本では4月から新学期が始まり、学校関連のニュースを目にすることも多い最近。
日本では、教員不足が深刻で全国で1500人の不足、担任不在で自習することもあるというニュースが出ていました。

教員不足は日本に限ったことではなく、オーストラリアでも深刻な問題だそうです。アメリカやイギリスなど他の国々でもコロナ後は特に深刻な問題になっているのだとか。

オーストラリアの二人担任制はどんな感じ?

キンディ(小学0年生)に通う次男のクラスは担当の先生が二人います。
どちらかの先生が副担当というわけでなく、二人とも担任です。
月火がショート先生、水木金がスティーブン先生という感じで固定しています。どちらの先生も小さなお子さんが3人いるママなので、お子さんが小さい時期は仕事をセーブしてパートタイムで働いているんだと思います。

日本だったら、パートや非常勤の先生は担任を持つということがなさそうですが、次男のクラスの担任二人制を現時点で1学期間経験してみて、全然悪くないなと思っています。
担任の二人の先生が元気いっぱいで気さくで優しいという、先生個人の資質もあるのかもしれないけど、担任が二人いるからこそのメリットも感じています。

(子どもや親の立場のメリット)

・二人の先生にそれぞれの視点から子どもをみてもらえる
・二人の先生に教えてもらえることで、より多くの考え方や教え方に触れられる
・二人の先生がいることで、生徒たちの見方の偏りが減り、より全員に目が行き届く
・そして何より先生に余裕がある!!いつもフレッシュ!

(先生側のメリット)

・仕事の時間をおさえられることでワークライフバランスが充実
・クラス内や生徒の問題を一人で抱え込まずに、もう一人の先生と連携できる

先生同士の情報共有など連携がうまくいかなければ、デメリットも出てきそうですが、個人的にはこの二人担任制、教員不足でなかったとしても、取り入れてもいいと思うくらいメリットを感じていますが、教員不足の状況ならなおさら導入してもいい制度かと思います。


だって、フルタイムで一人で担任を持つのは難しいけど、パートタイムで週に二日や三日の担任だったらできるという、子育てや介護中の先生がたくさんいるはずですから。また、子育てなどで疲弊しながらフルタイムで先生をしていて、実は仕事量をおさえたいと思っている先生も少なくはない気がします。

先生同士の連携方法や責任の所在など、考慮すべきこと整えるべき制度もあるかもしれませんが、前向きに検討して欲しいと思う制度です。(って私は誰に向けて言ってるんでしょうね。笑)

オーストラリアの先生は楽してる?


先生の負担削減という観点でいうと、オーストラリアの学校には事務員が多くて、その事務員の方たちが生徒の毎日の欠席等の連絡、行事の参加確認、生徒の薬(喘息の薬やアレルギーのエピレン)の管理、入学手続きなどを担っているので、先生の負担が減り、生徒目を向けて指導することに専念できるようです。
ワークシェアリングの観点からも、事務員を増やして教員の業務のを減らすことはすごく理にかなっている気がするんだけど、どうでしょうか。

事務員の他に先生の負担を減らしているもう一つの大事な存在は、何と言ってもクラスペアレンツ(CPR: Class Parent Representative)。各クラスに一人もしくは二人選出されます。だいたいの場合、立候補してCPRの役目を担ってくれる父兄がいるんだけど、この役割は結構大変。クラスの父兄からクラスファンドを集めて、行事の度にボランティアを募ったり、先生の誕生日プレゼントを買ったり、先生や学校からの連絡事項を父兄にメールしたり。アプリの連絡網に 忘れ物のリマインダーまでしてくれます。
このCPRの役割は、親にやらせずに学校側でどうにかならないものかと正直思っています。政府の教育に充てている予算が足りないのかな?
(因みに公立校なのに子どもの体育の選択のスポーツなど、エキストラで払う手出しも多いです。)

オーストラリアの先生は個性的?

学校の先生の話題ついでに、オーストラリアの学校の先生にまつわる面白い話を少しシェアします。

こちらの学校の先生を見てまず気づくのは、先生の服装や髪型が自由なこと。ふくらはぎなんかにタトゥーが入っている先生がいたり、髪の毛が紫色の先生がいたり。服装も地味めの先生もいれば、ひらひらワンピースでいつもオシャレな先生もいます。先生にもそれぞれ個性があるって感じかな。

オーストラリアの先生は日本と同じく公務員ですが、給与はあまり良くないと聞きます。ただ、休みもかなりあるみたいです。こちらは4学期制ですが、学期の合間の2週間の休みに加えて、年末は1ヶ月半の夏休みがあります。
もちろん生徒たちと同じように丸々休んでいるわけではないですが、普通の会社員に比べると結構な長期の休みだと思います。
また、残業もあまりないようで、先生たちが4時半、5時頃に帰宅しているのをよく見かけます。


そして長男が小学校に入学してまず驚いたのが、先生へのプレゼントが多いこと。クラスでお金を集めて、先生の誕生日、ワールドティーチャーズデー、学年末などにプレゼントをあげます。それに加えて、学年末に先生に個人でプレゼントをあげる人も結構います。さらに驚くことに、先生によってはプレゼントは何がいいかガッツリリクエスト!日本人の私的にはそれが一番ビックリというか、ひきました。
普段から、コーヒーフェアリーとかいって登校時に先生にコーヒーを差し入れたりする親も結構いて、先生のコーヒーの好み(ソイラテで砂糖は1杯とか)もクラスの父兄に共有されていたり。汗。
我が子が通う小学校の先生は言い方ばかりだし、一所懸命指導してくださっていて感謝の気持ちしかないですが、、そこまでしなくてもというのも正直なとこです。




今日は二人担任制の話から始まって、オーストラリアの先生について、そしてその愚痴をサラッと書いてみました。
日本との違いなど、皆さんの感想をお待ちしています!


次回からも、オーストラリアの日々の生活で気づく子育てのこと、子育てを通しての自分の変化や成長を綴っていきますので、お付き合いください!

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