こんにちは。
シドニーからオーストラリア流マイペース子育てのヒントを発信しているもとこです。
今日はシドニーの小学校に通う子どもたちの学校行事ハーモニーデーで、長男のクラスの子どもたちに日本のことを話したときのことを書きたいと思います。
子どもたちの意外な反応、可愛い反応など、ほっこり癒されましたので
皆さんもぜひ読んでみてくださいね!
パート1を読んでいない方はまずこちら→【バイリンガル子育て】- 13 – オーストラリアに学ぶ学校行事の親の関わり方(1)
学校行事ハーモニーデーって何?
まずハーモニーデーですが、*多様性・それぞれの国の文化を学び尊重し祝う日。
学校では各国の民族衣装でのパレードがあったり、各国の食べ物のブースが出されたり、クラスで他国の文化に学ぶ機会があります。クラスごとに国を1つ選んで、その国への理解を深めることが多いみたいです。人口の30%が移民という多民族国家ならでは!
長男のクラスは日本になり、次男のクラスはスウェーデンになりました。
長男のクラスで日本人は長男の一人だけなので、これはもう逃れられないと焼そばを出品したけど(詳しくはパート1で)、それだけでは終わらなかった。
担任の先生よりクラスで日本について話をしてほしいと直々に(二日前に)依頼があり、(英語で子どもたちの前で話するん〜〜っと心の中で絶叫しつつ)快諾しました。(汗)

日本について何を話した?
さて、やりますと引き受けたものの、私はオーストラリアのパパママのように下準備なしに人前でペラペラ話せるような話術も度胸もないので、大急ぎでパワポで資料(笑)を作りました。小学3年生が相手なので、日本の基本情報(日本の場所、大きさ、人口、言語など)、それに日本の四季の景色の写真に、日本が誇る発明品をサクッと写真で紹介することに。なんとなく後ろ向きの気持ちで取り掛かった資料準備だけど、いざ取り掛かると、日本のこれも子どもたちに見て欲しい、こんなことも教えたい、という気持ちがムクムク目覚めてきて、一人で気持ちが盛り上がっちゃいました。
資料を作っても、まだまだ不安が消えない小心者の私。鏡を前にあいさつの部分から大きな声で予行練習(笑)。子どもたちへの質問がけやら細かなところまで練習!しまいにはダンナも引っ張り出して、子どもの役をやらせて練習!
ハーモニーデー当日はワクワクだけど、子どもたちの反応が薄かったらどうしようっていう気持ちもあり、とにかくドキドキ。
子どもたちの反応は?
結果、色々杞憂に終わりました。子どもたち質問にめちゃくちゃ答えてくれるし、反応も素直で可愛い!子どもたちの反応はざっくり以下の感じ。
・日本がどこにあるか、ハッキリはわからない(中国の近くと分かっている子はいた)
・小さな国にたくさんの人が住んでいるとうイメージは何となくあった
・日本の文字は3種類、しかも文字数は6万近くあるという事実に驚愕
・原宿の人混みの写真、東京の摩天楼の写真に感嘆
・桜景色の写真にため息(so pretty〜と言ってました)
・夏の田園の景色に?(田んぼを見たことがない子ばかりなので、何だと思いますか?と聞くとトウモロコシ畑!という答えも)←私の中のほっこりポイントでした!
・紅葉の景色にも歓声が(特に女の子たちがso prettyと言ってました)
・雪景色に大興奮(シドニーの子どもたちは雪を見たことがない子が多いので、雪はもう憧れ)
・寿司や新幹線などなどお馴染みの日本のものに、だよねーという反応
・そして何より、大好きなポケモンが日本のものだということに驚きまくり!!(ポケモンすごっ)
ちょっとしたアイデンティティーの確認でした
今回は長男のクラスが日本になったことで、学校行事にいつもより多めに関わり、国際交流もできて、日本のことも紹介することができました。初めは渋々やってた感じだけど、普段はどこかに眠っている私の中の日本への愛国心と日本人としてのアイデンティティが途中からムクムクと目覚めてきて、最後はちょっぴり前のめり気味でした(笑)
普段はなかなか気づかない愛国心と自分のアイデンティティー。そういう意味でもハーモニーデーよ、ありがとう。
そして、何より子どもたちが色んな文化に触れて、色んな国の食べ物が食べられて(←そこが子どもたちにとってのハイライト)楽しかったと言ってたので、親も張り切り甲斐が(←途中からだけど)ありました。
次回からも、オーストラリアの日々の生活で気づく子育てのこと、子育てを通しての自分の変化や成長を綴っていきますので、お付き合いください!