さて、最後に一般的にシッターさんをどのように募集しているのか、またどのような人が働いているのかについて書きたいと思います。
まず、探し方ですが信用べきる人を雇いたいので、やはり友達からの紹介が圧倒的に多いようです。ですので、ママ友との会話でシッターさんの話題になることが多いです。シッターさんも一つの家庭に専属というわけではないので、働いている家族の紹介で、別の家庭に行くこともあったりします。
地域のFacebookのシッターさんのグループには、毎日のように求人、求職のポストが出ています。中でもちょっと驚くのが「12月31日の6時から年越しまで、3人をみてくれる人募集」とか「今晩6時から10時まで子どもをみてくれる人募集」というような単発急募の投稿があったり、「乳幼児3人を住みこみで世話してくれる人募集」というような募集が多いことです。
こちらは保育園の保育費がべらぼうに高い(1日で15,000円くらい)ので、保育園に3人子どもを預けるのなら、シッターさんを一人雇った方が安いという発想になるのかもしれません。
派遣会社のようなアージェントも結構あるようです。
働いているのは、高校生から大学生ぐらいの地元の子や、南米やアジア、ヨーロッパ出身の留学生やワーキングホリデーメーカーも多いです。圧倒的に女性が多く、実際男性の応募者はみたことがありません。
ちなみにNSW州では子どもと働く、もしくは子どもがいる環境でボランティアをする場合は、WWCC(Working with Children Check)が必要です。WWCCには個人情報と犯罪歴がないことを証明するPolice Checkも含まれますので、シッターさん募集の際はWWCCの提示をお願いするのが一般的なようです。First aidも求めることも多いです。SNSでシッターさんを募集したりする場合は特に、最低限そのくらいのチェックはあった方がいいですよね。
今回はオーストラリアのベビーシッター事情を自分の経験をまじえて、書いてみました。
信頼できるシッターさんさえ見つかれば、親も助かるし、子どもも喜ぶので、とってもいいと思いました。
みなさんは、シッターサービスの利用についてどう思いますか?
