【バイリンガル子育て】-5- オーストラリア驚きの子育て事情

みなさんこんにちは。
私たち一家がシドニーに越して来て、早10ヶ月となりました。

子どもたちはすっかりこちらの生活に順応し、コロナ禍で不自由はありますが、
こちらの生活を楽しんでいます。

長男のトシがキンディ(日本でいう幼稚園。小学校の中にあり実質義務教育でほぼ100%の子どもが通っているようです。)に通い出してからは、ママ友とのお付き合いも増えて、こちらの子育て事情が垣間見れるようになりました。
こちらは日本と同様、共働きの家庭も多いですが、お母さんが働いていない場合は、朝子どもを送迎した後にママ同士でカフェに行ったり、放課後に子どもも一緒に公園やビーチに行くことが多いです。

今日はこちらのママたちとお付き合いしていて感心したことや、驚いたことを皆さんとシェアしたいと思います。

 

1)ビーチや公園で授乳、しかもビール飲みながら!!
公衆での授乳は賛否両論あるところですが、こちらではかなりオープンな印象です。
人通りが多かったり、他のパパたちがいたとしても授乳ケープなど使わずに、
堂々と(笑)おっぱいをあげながらおしゃべりしています。
ビール缶やワイングラスを片手に授乳という姿も見ますが、周りも驚く様子も、たしなめる様子もない感じです(驚)
こちらでは良くも悪くもひとの子育てのやり方に干渉しないし、親の方も他人にどう見られてるかということを気にしないようです。

2)とにかくアウトドア!!
平日も放課後はビーチや公園に行ったり、週末はブッシュウォーキングやキャンプに行ったりして家族で楽しんでいる様子。サーフィンやスクーターなど外でアクティブに遊んでいる家族も多いですし、公園でBBQしたり、海辺でピクニックしたりとのんびり過ごす家族もたくさんです。
冬でもサーフィンしている子も多く、トシと同い年の子でもサーフボードに立てている子も結構います。

3)とにかくプレイデート!!
プレイデートというのは学校外で子どもたちが親同伴で遊ぶことです。
こちらでは子どもの社会性を育てるため、子どもが小さい時からプレイデートをするのが一般的なようです。子どもが小さいときは公園などでお互いに時間を決めて遊ばせたり、お家に呼んだりすることが多いです。プレイデートは日常的なことのようで、お友だちを呼ぶからといって、部屋を片付けたり、茶菓子を用意することはないみたいです。トシのキンディの先生もプレイデートをやたらと勧めてくるので、子どもの教育の観点からみても大切なことと捉えられているんでしょうね。
ちなみに子どもの誕生日はクラスの子を招待してパーティーを盛大にするのが慣例のようで、親はなかなか大変ですね。

4)夫婦の時間を大切にしている!!
友だちやナニーに子どもを預けて夫婦でディナーに行ったり、子どもを両親に預けて海外旅行に行く夫婦もいます。日本人の私の感覚からすると、子どもを置いて出かけることになんとなく罪悪感を感じてしまいますが、こちらでは結構普通なことのようです。
retreatという名目で、子どもと旦那さんを置いて、旦那さんの実家で週末をゆっくり過ごすママさん。日本人の感覚からしたら、それゆっくりできるのかな?と思うところですよね。
旦那さんと小学校低学年の子ども二人をうちに残して、一人で海外旅行にリフレッシュに行くママがいて、「子どもたちは寂しくないのかな」、なんて余計な心配をしてしまいますが、その子どもたちが本当に素直で優しくていい子で、「子育てに正解はないんだな」と感じている日々です。
経済的にもそこそこ余裕がないと出来ないことなのかもしれませんが、自分たちの時間を楽しんでいる夫婦は、人生を楽しんでいて子育てにも私なんかよりもずっと余裕がある感じがします。子どものために自分の時間を犠牲にしていると思いながら、常に子どもと一緒に過ごすよりは健全なのかもしれません。

5)子どもの「自立心」と「責任感』を大切にしている
「欧米ではなんでも自己責任」と言ったりしますが、「自立心』や「責任感」を小さな時から子育てで大切にしているんだと気づかされることが、しばしばあります。
子どもが生まれてすぐの赤ちゃんの時から、親と別の部屋で寝るのは、有名ですよね。子どもの自立を促すことと、上記の夫婦の時間を大切にする両方の意図があるんでしょうね。
また例えば、トシの学校にはおもちゃを持っていってもいいことになっていますが、「もしも無くなったりしても先生は探したりなど一切しないので自分の責任で持って行くように」と言われています。またキンディの子も学校にお金を持って行って、売店でアイスキャンディーを買ったり出来ます。これまた日本人の私は「学校でアイス?!」と初めは驚きましたが、売店の利用は子どものお金を使う練習にいいということで、学校は推奨しているようです。
日本の小学1年性はまず「みんなと仲良くすること」「お友達を思いやること」を教わるのが一般的と思うので、文化的な違いだなと感じます。ちょっと一般化しすぎな言い方かもしれませんが、「個人」を大事にする欧米と「協調性」を大切にする日本の違いが垣間見れる気がします。

6)ママさんの高齢化が進んでいる!
私は現在40才で、トシは35才で産んだ子なんですが、周りのママも40代が結構います。無意識にそういうママと仲良くなっているのかもしれませんが(笑)
40代の周りのママも5才の子が第一子で2人目や3人目も欲しい、とか言ってたりします。

7)出産の話などオープンに話す!!
上記のようにママの高齢化が進んでいることもあってか、不妊治療の話や出産の話をオープンに話すことが多いように思います。日本ではデリケートとされている話題も割とオープンに話していて、私は新しい世界と新しい英語の語彙を学ばせてもらっています。

8)色々テキトー!!
これも文化的な差だけじゃなく、個人の差も大きいですが、私の周りのママは家事全般がテキトーというか、あまり時間をかけないんだなと思います。夜ご飯はパスタとかマカロニチーズの一品料理やテイクアウェイが多いようですし、3ヶ月の新生児の沐浴も3日に1回みたいな感じです。子どものお弁当にはヘタさえも切ってないキュウリが入っていたりして面白いです。(こちらのお弁当はまた別途ブログで紹介しますね)
公園で子どもが果物を落としたとき、子どものママが拾って汚れを軽く落として食べさせていましたが、そのとき『3日ルールだからまだ大丈夫」と言いながら食べさせていました(笑)。「3秒やろ!」と心の中でツッコミました。。おおらかですよね。
食事の準備をはじめ、家事全般はなるべく効率的にやって、楽をする、そしてそのことに罪を感じない、という印象です。

以上、私がオーストラリアで子育てをし始めて驚いたことをあげてみました。
「欧米」、「日本」というくくりで一般的な書き方をしている部分もありますが、
あくまで私の周りのオーストラリア人やアメリカ人のママと私の日本での経験を比較して書いていますので、文化的な違いだけでなく個人的な違いもあると思います。

どちらの子育てにも良い点、悪い点あり、一概にどちらの方がいいとは言えませんがオーストラリアの方が『あるべき子育ての形、あるべき母親像』から解放されてる感じはします。
そして日本のママは夜ご飯の献立一つとっても、お弁当にしても、めちゃくちゃ頑張ってるなあと思います。頑張っている日本のママに、ときには、自分のことを優先して、罪悪感なく、一人でゆっくり過ごしたり、自分にご褒美をあげて欲しいなと思います。

ではまた、次回もこちらの事情を紹介しますのでお楽しみに!